プロフィールでも紹介しましたが
過去に陸上自衛隊で勤務し射撃をしていました
自衛隊の先輩から教わった射撃理論でダーツでも練習してきました
射撃の経験があったからこそ、上達速度が上がったと思っています
ではこの射撃理論について紹介していこうと思います
Contents
ダーツと射撃の違い
ダーツは1ラウンドにつき矢は3本
射撃は1ラウンドにつき弾は5発
ダーツでは244センチ先の的を狙います
近くて見えるため、一本一本、自分の矢がどこへ飛んでいったかわかります
射撃は300メートル先の的を狙います
遠くて見えないため、1ラウンド5発、自分の弾がどこへ飛んでいったかわかりません。1ラウンド5発撃ち終わってから弾痕を確認することができます
ダーツは一本一本わかる
射撃は1ラウンド5発撃ち終えるまでわからない
この違いについて解説!!!!!!!!
ここからがめちゃくちゃ重要!!!!!!!
一本一本わかることによってどうなるか?
例えばですが
1本目・・・上に外れてしまった
2本目は調整を入れて下を意識して投げよう
2本目・・・は調整を入れすぎてしまい今度は下に外れてしまった
3本目は今度こそ当ててやる!下に外れたから今度は上を意識!
3本目・・・調整、意識しすぎて、大暴投
これが悪い例です
目で見える上、下、右、左という情報にとらわれ
一本一本、意識、調整し投げ方を変えているんです!
こういうことを続けていると
フォーム、感覚の迷子になることも
自分の投げ方は絶対に固定
一本一本、目で見て判断し投げ方を変えていたら反復練習にならないので注意
1ラウンド5発撃ち終えるまでわからないことによってどうなるか?
300メートル先の的を狙うため
上、下、右、左という情報は目で判断できません
感覚で判断するしかないです
外れてしまった場合も上、下、右、左自分の感覚で判断します
そして自分の真ん中と思っている感覚に撃つしかないです
例を2つ挙げてみます
(1)
1発目・・・全集中で真ん中を狙う
手応えあり!真ん中にヒットしたはず!このまま同じ感覚で!!!
2発目・・・グルーピング
3発目・・・グルーピング
4発目・・・グルーピング
5発目・・・グルーピング
(2)
1発目・・・全集中で真ん中を狙う
が外れてしまったか?
感覚をリセットし2発目に全集中
2発目・・・今度こそ手応えあり!真ん中をとらえたはず!このまま同じ感覚で!
3発目・・・グルーピング
4発目・・・グルーピング
5発目・・・グルーピング
といった形です
当たったと思ったら同じ感覚で撃ちグルーピングするだけ
仮に外れたときに当たったと思ってしまった場合は、外れた場所に向かって撃ちグルーピングすることになります
だから1発目はめちゃくちゃ大切です
1発目ですべてが決まると言っても過言ではないです
射撃では当たっても、外れても自分の感覚で判断するしかないです
感覚がついてくると、弾痕を見れば何発目に撃った弾痕かわかるようになってきます
まとめ
目で見える上、下、右、左という情報に頼らず、自分の身体で覚える
投げ方を変え調整を入れるのはやめる
投げ方は常に固定
調整という技術はトッププロがやる技術
誰でも調整を使いこなせたら、誰でもうまいです
一本一本、狙うのをやめて
1本目がブルに入れば、2、3本目は狙うのではなく1本目と同じ感覚でグルーピングで投げる
頭は無心でなにも考えなくていいです
身体で覚えることが大切
最後に
射撃の師匠に言われた言葉を紹介します
初弾に全集中、初めの1発にすべてをかけろ
狙うのは初弾だけ、後は寝ながら撃っとけ
です