野球やサッカーは動作が大きいスポーツです
そのためフォームだけみて、誰が経験者で誰が素人なのかすぐ判別できると思います
ですが、ダーツは動作が小さいためフォームだけみても誰が上手いのかわかりづらいスポーツです
フォームがすごいきれいでガチガチにきまってて、でもあまりうまくないなって人を見たことありませんか?
こんなきれいな投げ方してるのになんでCフライトなの?
フォームだけみたらもっと上手いはずなのに!!
って思ったことはないですか?
フォームがきれいでも動作が小さいから気づいていないだけで、実は上手く投げれていないんです
フォームがきれいだからといって上手く投げれているわけではない
動作が小さすぎるため身体を上手く使えているのかわかりづらいのがダーツです
わかりやすく野球の素人の僕が投手の話をします
1 踏み込む方の足を上へ上げ軸足に全体重をのせパワーを溜め込む
2 軸足に溜めこんだパワーを踏み込む方の足へ移動させる
3 踏み込んだ足から上へ上へパワーを移動(大まかに言うと足、お尻、腰、腹、胸、肩、肘、手、指先まで)
この3つの動作
この動作を完璧にこなしつつ連動させることで160キロというばかげたスピードで投げれるわけです
ダーツの矢速はだいたい20キロ前後でしかない
ピッチャーとダーツではパワーに差がありすぎる
ピッチャーは全身を使い軸足から指先までパワーを移行する
なにが言いたいかというと、ダーツでは動作が小さすぎるためこのパワーの移行が判断しづらいということ
このパワーの移行の技術が判断しづらいです
ダーツにおけるメインは肘から指先までのパワーの移行です
いくらフォームにこだわり意識してもこの精度を上げなければ上手くなることはないです
1 テイクバックをしてパワーを溜め込む
2 テイクバックしたポイントから指先までパワーの移行
簡単にいうとこんな感じ
でもこのパワーの移行という技術がめちゃくちゃ難しい
パワーを移行しつつ連動させる
肘をリリースしつつ、手首にスナップをきかせつつ、矢を離す
・・・説明できない
説明しようのないほど、この小さい動作の中に技術が集約されている
動作が小さいから気づいていないだけ
このパワーの移行という技術はフォームをガチガチに固定しきれいに投げようが解決にはつながりません
反復練習を行い身体で覚えるしかないです
ピッチャーでも初めはパワーの移行、しっかり身体を使えないから初心者丸出しの投げ方しかできません
でも反復練習をすることで、徐々に身体の使い方を覚えていきます
ピッチャーはフォームだけ見たらパワーの移行がうまくできているかすぐわかるが、ダーツは動作が小さいしパワーが少なすぎるためわからない
まとめ
まずはパワーの移行という技術を身体で鍛える
フォームを意識するよりもまずは技術を磨くという意識に変えましょう
きれいな形にこだわらず身体で感じて技術を磨こう